加齢による唾液分泌量の低下について

   

大阪市天王寺区にある歯医者 上本町プラザ歯科の歯科医師山本です。

今回は加齢による唾液分泌量の低下についてお話します。

加齢や薬の副作用などが原因で唾液分泌量が減少すると、口腔内の自浄作用と緩衝作用が低下します。

口腔内が乾燥するドライマウスはムシ歯や歯周病の進行、細菌の繁殖による口臭の原因にもなります。

また緩衝作用が低下すると、酸蝕症を助長します。

自浄作用が低下すると、味覚障害、咀嚼障害、嚥下障害、発音障害などにもつながります。

 

また、食後の口腔内は歯からカルシウムが溶け出し、酸性に傾きます。

酸性の状態が続くと、う蝕や酸蝕のリスクが高まります。

そこで唾液をたくさん分泌させ、酸性になった口腔内の環境を元に戻すことが予防につながります。

食後すぐに歯を磨くと摩耗しやすいので、食後に20分ガムを噛んでから歯を磨くようにすると良いです。


上本町プラザ歯科

大阪府大阪市天王寺区上汐4丁目1−33 フェンテ上汐1F
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