歯ブラシの毛先について
大阪市天王寺区にある歯医者 上本町プラザ歯科の歯科医師山本です。
今回は皆さまが毎日使う歯ブラシの毛先についてお話します。
最近、毛先が極細になったタイプの歯ブラシが数多く販売されています。
このタイプは細かいところまで毛先が届きやすいのですが、毛先が軟らかく刷掃効果が低くなるため、ストローク回数を多くして補う必要があります。
極細タイプは歯肉への圧力は弱くなるため、フラットなタイプよりも歯肉退縮は起こしにくいと思われます。
ブラッシング圧が強いと毛先が倒れてしまい、刷掃効果が低くなりますので注意が必要です。
毛の硬さについては、特段の理由がなければ「ふつう」が適切です。
「硬め」は、基本的に側腹を用いて歯肉マッサージをするのに適しており、毛先を歯肉に当てると傷をつけることが心配されます。
歯肉炎や知覚過敏が強く、痛みがある場合は「軟らかめ」を使用するのがよいでしょう。
その場合でも、症状が改善したら「ふつう」に戻しましょう。
以上より、「ふつう」の硬さで毛先が平坦な歯ブラシがいちばん適切であると思われます。
いずれのタイプでも適切なブラッシング法がありますので、上本町プラザ歯科では患者様ひとりひとりに合った歯ブラシ、ブラッシング法をご提案させて頂きます。
是非一度当院にお越し下さい。
上本町プラザ歯科
大阪府大阪市天王寺区上汐4丁目1−33 フェンテ上汐1F
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