離乳期の食事について②
大阪市天王寺区にある歯医者 上本町プラザ歯科の歯科医師山本です。
今回は前回に引き続き離乳期の食事についてお話します。
今回は「ぜんぜん食べない」「小食」など食べないことに対するアドバイスをしたいと思います。
う蝕や外傷があるなどの理由で食べられない場合もありますが、基本的な口の機能の発達に問題がや遅れがない場合は、食事以外の間食や母乳、生活習慣の乱れが原因の場合が多いです。
下記にアドバイスをまとめます。
おやつの与え方
・幼児は成長のための栄養を摂る必要があるため、体の大きさに比べてたくさんの栄養を摂らなければいけません。そのため、3食の食事だけでは摂りきれない必要な栄養うぃ補うことがおやつの本来の目的です。おやつの時間や内容、量が不適切な場合には改善が必要です。「おやつ=甘いお菓子」ではありません。
・味の濃いもの、噛まずに済むもの等に慣れてしまったために、ご飯や野菜の素朴な甘さがわからなくなってしまうこともあります。噛むことが必要な食べ物が苦手になっている場合は、甘いおやつや味の濃いスナック菓子などを控えて下さい。
母乳の有無
・子どもが泣いたら与えるなど、時間に関係なく母乳を与えている場合、ちょこちょこ飲みが習慣になっていて空腹感がないために食べないことがあります。
・3歳までに食べるための口腔機能を身に着けて、いろいろな食材を経験させることで味覚も形成されていきます。逆に、この時期を過ぎてしまうと正しい機能を獲得するのに時間がかあkってしまいます。
・まずは「泣いたらおっぱい」をやめて、食事の後にしっかり飲ませて、間隔をあけていくことからスタートします。
食事中の飲み物
・食事中にお茶や水をたくさん飲んでいると、それだけでお腹がいっぱいになることがあります。できるだけ食事中は飲み物を食卓に置かないようにして下さい。
生活時間
・生活時間が不規則だと、食事の時間に眠くなったり、空腹感と食事のタイミングが合わなかったりするので、生活時間を見直して下さい。
・体を動かして遊んで、活動量を増やすことも必要です。
以上を参考に食事の仕方や間食の与え方、生活習慣を見直してみて下さい。
上本町プラザ歯科では小さなお子様の歯科検診やムシ歯予防を行っています。
またベビーカー連れのお父様、お母様でもベビーカーと一緒にそのまま診療室内に入って治療を受けて頂くことが可能です。
お子様の検診、ご自身の検診に是非一度当院にお越し下さい。
上本町プラザ歯科
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