歯周病と糖尿病
2019/06/24
大阪市天王寺区にある歯医者 上本町プラザ歯科 歯科衛生士の田村です。
最近テレビで歯の関連のことがよく紹介されていますが、
歯周病のことはコマーシャルでもよく見ますよね。
ただ、歯周病と全く関係ないような糖尿病が深い関係性があるということも
テレビで紹介されています。
歯周病と糖尿病の関係性とは・・・
実は歯周病というのは、糖尿病の第6の合併症と言われているくらいに
糖尿病患者は歯周病になり確率が高いようです。
糖尿病というのは抵抗力がさがるため、合併症が怖い病気でもあります。
抵抗力が下がるため歯周病の菌にも侵されやすくなるというわけです。
さらに糖尿病のせいで唾液の分泌が少なくなり、そのせいで歯周病も
治りにくくなります。
唾液が少なくなるということは歯の石灰化にも影響がでて、
虫歯にもなりやすくなるということです。
糖尿病はこわいですね・・・
歯周病が悪化すると糖尿病が悪化する!
上の文章で説明したように糖尿病になると歯周病になる、とは逆に
歯周病になることによって血糖コントロールをすることが難しくなるため
糖尿病を悪化させてしまう可能性があるようです。
これだけではなく、歯周病に侵された状態だと歯周病巣から
炎症性サイトカインという液性因子が産生されるようです。
この物質が口腔内の毛細血管から血中に入ると、インスリン抵抗性が
増すことになり、インスリンを注射しても
血糖値が下がりにくくなってしまうので糖尿病の症状が
進行してしまうというわけです。
このように
歯周病と糖尿病は悪い関係性があります。
まず、歯科医院に行って
歯周病対策・予防を行いましょう!
上本町プラザ歯科
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