無呼吸症候群NO.2 (治療法)
2019/02/08
大阪市天王寺区の上本町にある歯医者、上本町プラザ歯科、歯科衛生士の田村です。
前回のブログで無呼吸症候群の説明をしましたが、
今回はその解決策、治療法をご紹介します。
★治療法
現在大きく分けて3つの治療法が行われています。
①歯科装具(マウスピース)
軽症の無呼吸症候群の場合に用いられる治療法で強制的に
下顎を前に出させ、気道を広げることで快適な睡眠を得る
ことができます。いびきも軽減します。
②CPAP ( シーパップ:経鼻的持続陽圧呼吸法)
保険では中等度以上の睡眠時無呼吸症候群で適応と
なります。最も安全かつ確実な治療法で、多くの方が
この治療法を行っています。鼻マスクを通して空気を
持続的に送り、閉塞している気道を押し広げることで、
'いびき'や睡眠時無呼吸を消失させます。スリープスプリントを
併用すると、持続的に送る空気の圧力を下げることもできます。
1ヶ月に一度受診することを条件に保険適応となっています。
③耳鼻科的手術
扁桃腺の大きい方や軟口蓋が大きい方が適応になります。
第一段階の治療として、歯科的治療のマウスピースをおすすめします。
睡眠呼吸障害といっても、軽症ないびきだけをかいているものから、命にかかわるような重症の患者さんもいます。
閉塞型睡眠時無呼吸症候群の疑いがある方は、呼吸器内科、精神科、耳鼻咽喉科等で睡眠検査をお受けいただき、
担当医指示のもとマウスピース療法を進めてください。
NO.3へつづく、、、
上本町プラザ歯科
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