天王寺区の歯医者さん

上本町プラザ歯科

上本町プラザ歯科、院長の得津です。虫歯についてお話します。

皆さんは虫歯と聞いてどんなイメージをお持ちですか？
歯に穴が開く、ズキズキ痛い、というイメージを持たれる方が多いと思います。

ではなぜ歯に穴が開くのか、痛いのかをお話させて頂きます。

歯はエナメル質という骨よりも固いもので覆われています。
しかし、食事のときに摂取する糖分によって虫歯菌（ミュータンス菌が代表的なものです）が酸を発生させ、表面を溶かしていくのです。
お口の中では、唾液がありその酸を中和する役割（再石灰化といいます）があるのですが、その中和が間に合わないと穴が開きます。
よって摂取する糖分の量、虫歯菌の数、唾液の質、歯の質が複合して虫歯ができ、それぞれ個人差がありますので虫歯のできやすい人、できにくい人に別れます。

歯科医院で自分はどうなのか調べられますので、一度相談しに来てください。

次になぜ痛むのかをお話しします。

虫歯が大きくなり、歯の神経（歯髄）が菌によって感染すると炎症が起こります。歯の神経は硬いエナメル質に囲まれているので、炎症が起こると内圧が高まり、歯の神経にある血管が神経を圧迫して痛くなるのです。

そういう状態がズキズキ痛む状態で、神経を取るという治療になります。

歯が痛むのは、それだけではなく、色々他に原因があります。またお話できればいいなと思います。