歯を抜いた後の注意事項
大阪市天王寺区にある歯医者 上本町プラザ歯科の歯科医師山本です。
今日は歯を抜いたあとの注意事項についてお話します。
術後の出血についてですが翌日くらいまでは唾液に少量の血が混ざります。
後出血が続く場合は、ガーゼを少し湿らせて丸め、傷口にあててしばらくの間強く噛んで下さい。
術部を圧迫することで止血をはかります。
出血が止まらない場合は必ず連絡して下さい。
抜歯当日はうがいをあまりしないようにして下さい。
当日はうがいを頻繁にすると、出血が止まりにくくなったり、傷口にある血の塊がとれてしまい痛みが増したり治癒が遅くなる可能性があります。
翌日以降は、傷口のまわりに食べカスなどの汚れが残らないようによくうがいをして下さい。
また抜歯当日は血流がよくなると、出血しやすくなります。
お風呂は湯舟にはつからず、シャワーで済ませて下さい。
その他、お酒を飲むことや激しい運動も避けて下さい。
術後1~2時間くらいから麻酔が切れて痛みを感じることがあります。
痛みが強い場合は鎮痛薬を服用して下さい。
抗菌薬は、痛みなどの症状がない場合でも処方された日数分服用して下さい。
体に変調(腹痛・下痢・湿疹等)があれば服用を中止し、ご連絡下さい。
タバコを吸われている方は最低でも抜歯当日は控えて下さい。
喫煙者は術後の強い疼痛(ドライソケット)が出やすいので注意が必要です。
処置をした方のお顔に腫れや内出血斑(青あざ)ができることがあります。
腫れのピークは術後2~3日でだんだんおさまってきます。
術部を指や舌で触らないようにして下さい。
食事は麻酔が切れてから、なるべく反対側でゆっくりと噛んで下さい。
処置をしたところ以外の歯は、いつもどおり磨いて下さい。
処置をした周りの歯は、ワンタフトブラシや歯間ブラシを使って、優しく丁寧に磨いて下さい。
抜歯後縫合をしている場合は1週間後に糸取りが必要になります。
また抜いてなくなってしまった所に対しては、ブリッジ、入れ歯、インプラントの中から最良な方法を選択し、なくなった歯を補う必要があります。
ブリッジ、入れ歯、インプラントにはそれぞれメリット、デメリットがあります。
ブリッジは残っている歯の状態によって、インプラントは抜いたあとの歯槽骨の状態や、口腔内の清掃状態、喫煙などによって選択できない場合があります。
患者様ひとりひとりに合った最良の選択ができるようにご提案させて頂きますので、歯がなくなってお困りの方は是非一度当院にお越し下さい。
上本町プラザ歯科
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